企業型確定拠出年金(企業型DC)のススメ
日々、お疲れ様です。
今回は、企業型確定拠出年金についてまとめていきます。
目次
企業型確定拠出年金(企業型DC)とは?
企業が主に退職金の代わり(もしくはその一部)として従業員の証券口座に毎月積立を行う制度です。
その積立金は、従業員自らが運用することができ、その成績によって退職時に受け取れる金額が変わります。
もちろん運用せずに粛々と、積立貯金のように貯めていくという選択肢もアリ!
更に、この企業型DCで企業が積立てくれる金額と同等の金額を個人で拠出することができるのです。
この個人拠出は勤めている企業によって、
できる or できない が決まっているので確認が必要です。
しかし拠出ができるのであれば、これはやらない手はありません!
その理由について、これから説明をしていきます。
もし企業型DCを導入していない企業に勤めている場合や、個人事業主の方は
iDecoという商品があります。
こちらは企業主導ではなく、個人主導になりますので退職金という意味合いよりは、
私的年金という意味合いが強くなりますが、いずれにしても老後のためのお金という意味では同じですし、税制優遇の観点からも非常によく似た制度になっていますので、そちらをぜひ始めてみて下さい!
最大のメリット!節税効果は?
企業型DCの個人掛金分には、
所得控除してくれるメリットがあります。
私の場合だと、月々11,000円の拠出金があります。
そうすると、
月々11,000円 × 12ヶ月 = 年間 132,000円
の拠出金額があるという事になります。
この金額がまるまる自分の所得から控除されるという事です。
つまり、
年間の拠出金額 132,000円 × 税率 23% = 30,360円
の節税になると言う事です。これは大きいですよね! (この金額試算や税率は私の場合です)
もちろん人によって拠出金額も、税率も異なりますので自身の数字に照らし合わせて計算をして下さい。
私の投資商品について
私が利用しているのは、三菱UFJ信託銀行の企業型確定拠出年金です。
特に自分で選択したわけではなく、会社が加入していたのが三菱UFJだったという事です。
24種類ありました。お、多い…!笑
目と頭が痛くなりますね。
私も初めに見た時は意味不明でした。
考えるの事に疲れてしまって、適当にいくつかの商品を買った記憶があります。
現在は、
・野村国内株式インデF野村DC
・野村外国株式インデF野村DC
この2つに絞って投資をしています。
簡単にいうと「国内株式」と、「全世界株式」のインデックスファンドですね。
毎月の掛金ですが、
企業負担:12,750円
個人負担:11,000円
合計 :23,750円
です。
個人負担の金額は、企業が出している金額以下でなければならないという事がルールで決まっています。
なので本来は12000円の出資ができるのですが、私は11000円となってますね。
理由は、変更の手続きを忘れていたからです…😢
次回の変更時期にはきっちりと上限一杯まで拠出したいと思います。
この拠出金額は全額控除対象になるので節税の意味で、メチャクチャでかいです😃
最新の実績についてはコチラをご覧ください。
【月次報告】企業型確定拠出年金 2021年1月時点の実績 - マネワク:Moneyにworkさせてワクワクに
やらないという選択肢はない!
ここまでの説明でもうおわかりかと思いますが、
「やらん!」という選択肢はないと言えます。
「投資をする」「投資をしない」という議論以前に、
ただ銀行に貯金するなどという愚行の前に、拠出するだけで税金が控除されるのです。
もし、
「減るのが怖い」
「貯金の方がやっぱり安心だ」
そういった考え方であれば指定の投資信託の中から、
このような元本確保の貯蓄型の商品を選べば良いでしょう。
このあたりの商品を選んだとしても、
銀行に預けるより 大きなメリット = 節税 を受けることができますよ!